外科・肛門外科

胃がん、大腸がん、胆石症などの消化器疾患、乳腺疾患、腹部のヘルニアなどを対象に診断・治療を行なっています。がん治療では、内科と連携し、ガイドラインに沿った進行度に応じた過不足のない治療を原則に診療を行っています。外来化学療法室を拠点に、消化器がん、乳がんを中心に必要な患者の皆様に対し抗がん剤治療を行っています。胆石症・虫垂炎・大腸がんに対しては腹腔鏡下手術を導入しています。ヘルニア（いわゆる脱腸：鼠径ヘルニア・大腿ヘルニアなど）に対しては、旧来の方法に比べ痛みが少なく、再発率も低いメッシュ（網目状の人工膜）を用いた手術を行っています。

肛門外科

痔核（脱肛・イボ痔）、裂肛（切れ痔）、痔瘻（穴痔）、肛門周囲膿瘍、肛門ポリープ、直腸脱などを対象に診断・治療を行っています。
痔に対しては、手術のほかに、ジオン注による硬化療法、外来で治療が行える痔核結紮療法、硬化療法などを行っています。

認定施設

日本外科学会外科専門医関連施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
NCD診療科登録（NCD解説資料）

当科で治療を受けた患者さんへのお願い

専門医制度と連携した
データベース事業について（PDF）

外科手術件数

外科総手術数（外来手術を含まず）

2018年	2019年	2020年	2021年	2022年
248 (30)	284 (42)	331 (53)	336 (47)	339 (41)

※(　)内の数字は腹腔鏡手術数

主な手術の内訳

	2018年	2019年	2020年	2021年	2022年
胃切除術	6	9	3	8	8
大腸直腸切除術	21 (4)	30 (2)	29 (5)	32 (2)	28 (5)
肝胆膵悪性腫瘍手術	1	2	2	1	1
胆のう摘出術	25 (16)	34 (25)	45 (33)	45 (27)	37 (26)
急性虫垂炎手術	33 (8)	24 (11)	33 (10)	28 (11)	26 (6)
ヘルニア手術	66	61	88	95 (2)	96 (1)
痔核痔瘻肛門手術 (外来手術を含む)	51	75	78	108	111
腸閉塞手術	9 (1)	9 (1)	9	10 (1)	9