- Outpatient services are closed on Saturdays, Sundays, National holidays, August 13 afternoon, and from December 30 afternoon to January 3.
- ※ mark indicates female doctors.
病気や外傷(けが)などで、手足や体幹(からだ)に不自由が生じた方や言葉や食事動作が不自由になり日常生活に支障をきたしている方に対し、症状の回復から日常生活の回復、職場復帰、社会復帰をめざした総合的なリハビリテーション治療を提供しています。
主に、骨・関節疾患(整形外科疾患)、関節リウマチ、脳卒中、脊椎疾患および脊髄損傷、四肢切断、神経筋疾患(パーキンソン病など)、小児運動器疾患が治療の対象となりますが、最近は、高齢者の呼吸・循環器疾患や長期臥床による廃用症候群の患者さんが多くなり、幅広く対応しています。
手足のしびれや筋力の低下の原因を神経の伝導速度(伝わる速さ)や筋電図(筋肉の電気的変化)を調べることで、客観的に神経および筋疾患の診断をしています。
さらに、経頭蓋磁気刺激による運動誘発電位や体性感覚誘発電位を用いた脊髄機能診断もしています。
いずれも、早期診断や手術前検査として、たいへん重要な検査です。
また、脳卒中の新たな治療として注目を集めている「経頭蓋磁気刺激治療と集中的作業療法(短期入院要)」を2013年より導入し、上肢の麻痺が残り、日常生活に支障をきたしている患者さんに対して、積極的に治療していますが、電気診断外来の中で適応を決めております。
「障がい」をもっている患者さんにとっては、装具、車椅子、義足・義手が適切に処方・作製されるということは、とても大事なことです。
患者さんのニーズをお聞きするとともに、個々の「障がい」にあった処方、作製ができるように医師のほか、義肢装具士、理学療法士、作業療法士、医療相談員が参加して検討しています。
名誉院長
村岡 幹夫
第8回国際リハビリテーション医学会(ISPRM)において、Best Poster Award受賞