- Outpatient services are closed on Saturdays, Sundays, National holidays, August 13 afternoon, and from December 30 afternoon to January 3.
- ※ mark indicates female doctors.
当院では、外科、産婦人科、整形外科、脊椎外科、形成外科の手術が手術室で年間約2,000例行なわれており、そのうち約1,000例が麻酔科管理症例です。
特色は、新潟脊椎外科センター、新潟股関節センターがあることにより、脊椎外科、整形外科の手術麻酔が多いことです。
麻酔科医は、手術中の麻酔管理だけでなく、手術前後の患者さまの全身状態を良好に維持、管理するため細心の注意を払って周術期の全身管理を行なっています。手術前に患者さまの状態を把握するために診療記録や検査結果を確認し、必要時に追加検査を行い、患者さまの状態と予定手術術式から最適な麻酔計画をたてます。
各種モニターを厳重に観察し、①呼吸管理(十分な酸素、人工呼吸)
②循環管理(血圧の上下、不整脈対応、出血に対し輸血輸液、体温管理)
③疼痛管理(手術中、後の痛みの管理)
などを行います。
安全性の高い麻酔薬や麻酔方法、モニターの進歩、麻酔科医の全身管理などで麻酔の安全性は非常に高くなってきております。しかし、患者さまの状態や手術術式によって絶対に安全とは言い切れない場合もあります。そのような場合にはご説明いたします。
手術前に麻酔科医が病室に術前訪問し、麻酔法や術前評価をご説明いたします。
麻酔に関して何かわからないことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。
大きく分けて全身麻酔と局所麻酔があります。
全身麻酔 | 全身麻酔は静脈麻酔または吸入麻酔薬、鎮痛薬、筋弛緩薬などの薬剤を組み合わせて無意識、不動化、無痛状態に管理します。 |
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局所麻酔 | 局所麻酔は脊髄くも膜下麻酔(脊椎麻酔、腰椎麻酔、下半身麻酔)、硬膜外麻酔、末梢神経ブロック、局所浸潤麻酔などがあり、単独で又は全身麻酔と併用で麻酔を行います。 |
麻酔科部長
大矢 真奈美
麻酔科部長
北原 泰
麻酔科医
渡邉 由紀子