- Outpatient services are closed on Saturdays, Sundays, National holidays, August 13 afternoon, and from December 30 afternoon to January 3.
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超小型カメラを内蔵した長さ26mm×幅11mmのカプセルをビタミン剤のように口から飲み込むだけの内視鏡検査です。小腸は、全長が6m~7mと長く、全消化管の75%を占める、体内で最も長い臓器であり、従来の内視鏡やその他の検査方法では十分な観察が出来ませんでした。そのため、優れた検査方法の開発が望まれていました。カプセル内視鏡を飲むことで小腸内を直接観察し、クローン病や原因不明の消化管出血など小腸疾患の診断を簡単に苦痛なく行える検査です。
従来、他の小腸検査では見逃されてきた病変の検出が可能となります。
苦痛がほとんど無い検査です。
検査中は日常生活ができます。
検査開始2時間後からお水、4時間後から軽い食事を取る事ができます。
メリット | デメリット |
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苦痛がほとんど無い検査です。 | 腸の中にある濁った腸液や便で病気が見つけにくい場合があります。 |
検査中は日常生活ができます。 | 見たい場所を集中的に見るということが難しいです。 |
検査開始2時間後からお水、 4時間後から軽い食事を取る事ができます。 |
診断ができても治療が出来ません。 |
病気で消化管が狭くなっている場合は、カプセル内視鏡検査を行う前に、消化管開通性確認用カプセルを使用してカプセルが消化管を問題なく通過できるかどうかの確認を行いますので、安全にカプセル内視鏡検査が実施できます。
消化の良い食事を午後10時までに取り、その後の飲食は控えてください。なお、喫煙はカプセルを飲む24時間前から控えてください。
病院にお越しいただき、受付を済ませてください。内視鏡室受付スタッフに検査同意書を提出してください。
アンテナを腹部に貼付し、記録装置をベルトで腰に付けます。カプセル内視鏡を適量の水で飲み込みます。カプセルが十二指腸に到達した事が確認できましたら、職場やご家庭にお戻りいただけます。
翌日、病院にお越しいただき、アンテナと記録装置を返却していただきます。カプセルは後日排便時に体外に排出されます。
従来の検査法である胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査を行っても、出血の原因がわからない原因不明の消化管出血の場合が適応となります。
保険適用(3割負担)の場合 | 31,000円程度 |
自由(自費)適用の場合 | 105,000円程度 |
※別途、診察料が必要となります。