- Outpatient services are closed on Saturdays, Sundays, National holidays, August 13 afternoon, and from December 30 afternoon to January 3.
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日本の股関節疾患の6~8割が先天性股関節脱臼や寛骨臼形成不全に由来します。乳児股関節検診の普及により先天性股関節脱臼や寛骨臼形成不全の患者数は激減しましたが、検診を受けなかった世代の軟骨変性が進んだ症例が多数存在し、現在はそれらに対して、日常生活動作や仕事での活動の改善を目的に人工股関節全置換術を行っています。また、検診では軽度と判断され、経過観察が行われた比較的軽度の寛骨臼形成不全患者の中に関節唇損傷を発症する患者も存在し、それらには弯曲状寛骨臼骨切り術を行っています。当センターでは周術期の合併症に対して他科スタッフの協力の下、迅速かつ的確に対応するように心がけています。 術翌日から人工股関節全置換術では起立歩行を、弯曲状寛骨臼骨切り術では車椅子移乗を行い、退院後はリハビリテーションが不要な状態ですぐに社会復帰できる股関節機能を提供します。
センター長 徳永 邦彦
股関節疾患の専門医として、患者さまのQOL(生活の質)向上のため、人工股関節置換術と再置換術を中心に技術向上と普及に努めています。 ドイツBrainLAB社のVectorVision Hipを用いて、コンピュータを駆使した綿密な術前計画と術中ナビゲーション支援手術を2002年10月に日本で初めて行い、今までに2300関節以上のナビゲーションを用いた人工股関節置換術を経験しています。 筋肉をほとんど切らない筋腱温存手術とナビゲーション支援手術を融合させた人工股関節置換術を取り入れ、国際学会にも意欲的に参加しています。 2010年からは、骨盤内側から進入し股関節周囲筋を温存した寛骨臼移動術(CPO)を、CT画像を用いたナビゲーションを使って行っており、臨床成績は良好です。 本人は、50歳を過ぎてもサッカーボールを無心に追っかける無類のサッカー馬鹿であると同時に、日本サッカー協会公認指導者資格を有する小学生コーチとしての経験も持つ、子供好きな整形外科医です。 現在は新潟県サッカー協会の50歳以上リーグに所属しており、病院のフットサルチームにも参加しています。 一方で、イラストを描くのが好きで、ホームページ内のイラスト以外にも、第6回日本CAOS研究会のポスターの制作を手がけたりもしています。
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容態が急変した人のほか、診察のいらない入院日程の予定だけ、診断書などの書類の依頼だけ、などの簡単なご用件の方も必ずお電話をしてからおいでください。 予約時間は決まっていますが、診察予定時間が多少ずれることもあります。ご理解の上、ご容赦くださいますようお願いいたします。
当センターでは、リハビリと術後評価を通して、 患者さまが安心して社会復帰に専念できる環境を提供しています。
患者さまは、長野県、群馬県、山形県、福島県など他県からもいらっしゃっております。
新潟股関節センター長(昭和38年6月7日生)
徳永 邦彦
日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について