泌尿器科

主に尿路系、生殖器系について診療・治療を行います。腎臓・尿管・膀胱・尿道などの尿路系、または副腎等の内分泌系、陰嚢内臓器、陰茎・前立腺などの男性生殖器系を取り扱います。
高度な検査や治療が必要な場合は、新潟大学をはじめ近隣の医療機関との連携を密接に行える体制を整えております。
心配なことや不安などがあるときには気軽に当科にご相談ください。

診療対象となる主な疾患

  • 男女を問わず、腎臓、尿管、膀胱、尿道の疾患(尿路結石、炎症、腫瘍等)
  • 血尿、尿潜血、膀胱炎、過活動膀胱、尿失禁
  • 男性の生殖器の疾患
  • 前立腺肥大症による排尿障害、前立腺炎、精巣上体炎、亀頭包皮炎、陰嚢水腫
  • 前立腺癌検診、前立腺癌の精密検査(PSA採血、MRI等)
  • 男性不妊症の相談、検査、男性更年期障害、EDの診断、治療、男性性感染症
  • 前立腺肥大症による排尿障害、前立腺炎、精巣上体炎、亀頭包皮炎、陰嚢水腫
  • 包茎手術(一部は保険を使えない場合もあります。一度外来でご相談ください。当院では形成外科と一緒に手術を行うため傷跡は目立たなくなります。手術は入院せず外来で可能です。手術は局所麻酔で行いますが、痛みが気になる方は相談の上で全身麻酔も可能です。)

施行可能な主な検査について

尿検査、血液検査、血液のホルモン検査、PSA検査(前立腺癌検診)、尿流量検査(尿の勢い検査)、精液検査、超音波検査、内視鏡検査(軟性鏡)、レントゲン検査、CT検査、MRI検査

治験情報について

研究課題名:新潟県における検診発見前立腺癌の実態調査

1.研究の対象

対象期間となる1年間で新潟県内の泌尿器科施設(別紙記載の研究共同機関)において新たに前立腺がんと診断された症例

2.研究目的・方法

診療録を用いて下記の調査項目を収集します。
研究期間:倫理審査委員会承認日 〜 2022年12月31日まで

3.研究に用いる試料・情報の種類

年齢, 発見契機(検診か否か) PSA値 グリソンスコア 臨床病期 等

4.外部への試料・情報の提供

匿名化したうえで電子媒体または郵送でデータセンターへ情報提供します。
データの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理します。

担当医表

当科で治療を受けた患者さんへのお願い

担当医紹介

泌尿器科部長

ビリーム ウラジミル

専門分野
泌尿器科一般
経歴など
ハバロフスク医科大学卒業
日本医師免許
医学博士(新潟大学)
日本泌尿器科学会専門医
日本癌学会会員
アメリカ癌学会会員
趣 味
家族と時間を過ごす事,読書,犬の世話
医師より一言
当院では泌尿器科の内視鏡(膀胱鏡)、画像診断(CT,MRI)等の機械が備えてあります。地域の住民のニーズに応じて、微力ではありますが、泌尿器科医として専門性を活かしたいと思っております。
高齢者の方々を対象とした医療も行っていきたいと思っております。検診で発見された尿潜血、PSA高値、なかなか相談しづらい尿の悩みをお持ちの方が気楽に受診できるように頑張りたいと思っております。